リッツ線
概要
周波数が高くなると電流が表面に片寄って流れるようになり見かけ上断面積が小さくなって発熱が多くなります。導体を細分化することによって同一断面積での高周波による発熱を低減しようとしたのがリッツ線(複数本の線を撚り合わせた線)と呼ばれる電線です。現在、電磁調理器や炊飯器、トランスなど幅広い分野で弊社リッツ線が使われております。
素線製造可能範囲 | 0.09~0.70mmまで | |
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素線製造可能品種 | 絶縁層、融着層すべての組み合わせ | |
製造可能撚り本数 | 最小 | 2本 |
最大 | 導体断面積500sqまで |
リッツ線製品例 撚り構成:12本/0.12mm 巻枠:PT-25
リッツ線ケーブル
概要
リッツ線の表面にシース処理をしたケーブルタイプのリッツ線で主に高周波環境下で使用されてます。製造可能外径内であれば様々な複合的な線材も提供可能です。
素線製造可能範囲 | 0.09~0.70mmまで | |
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素線製造可能品種 | 絶縁層、融着層すべての組み合わせ | |
最外層シース材質 | (耐熱)ビニル、架橋ポリエチレン、フッ素 | |
製造可能撚り本数 | 最小 | 2本 |
最大 | 導体断面積200sqまたは仕上径25mmまで |
リッツ線ケーブル製品例
撚り構成:37/34/2UEW 0.45 外層:耐熱ビニル
繊維被覆電線
概要
リッツ線の上に絹もしくはポリエステル繊維(テトロン)を横巻した線です。主にトランス用として使用されています。
素線製造可能範囲 | 0.09~0.70mmまで | |
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素線製造可能品種 | すべての絶縁層 | |
横巻線材質 | 絹、ポリエステル繊維(テトロン) | |
横巻回数 | 一重(シングル)、二重(ダブル) | |
製造可能撚り本数 | 最小 | 1本 |
最大 | 導体断面積20sqまで |
繊維被覆電線製品例
撚り構成:255/2UEW 0.20 外層:テトロン